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La fin du jour...フォト*ある暮らし

写真で綴る主婦の日記 since June 2016

記憶と記録

凝り性の父は、私が物心ついたころからカメラが大好きでした。

おかげで子供の頃の写真は処分に困るほど、大量に残っています。

ちょっと不思議ちゃんだった父は、娘と一緒に遊んだり、

抱っこしてあやすなんてこと一度もなかったけど、

写真に収めることが唯一の愛情表現だったのかもしれません。


23年前の “あの日”、私は狭い社宅に住んでいました。(☆☆☆

停電していたけれど、あの揺れの大きさを思うと、

どれだけの被害が出ているかすぐに想像が出来ました。


夜が明けて明るくなったら、家の中は割れた食器などが散乱し、

外は液状化で水たまりが出来ていました。


その時私は何を思ったのか、

当時使っていたペンタックスの一眼レフにフィルムを入れ、

被害状況を撮りまくったのです。(^^;

これは後々に残さなくては!という使命感でした。

この話を友人にすると、唖然としていましたね。。

“信じられない、あの状況でそんな余裕がある?”


そして驚くことに…というか、想像通り父も同じことをしていたのです。

転がった食器、棚から落ちた書籍などの写真を見せてくれました。(笑)

認めたくないけれど、父と私は思考回路が似ているのかもしれない。


そのあとも父は、カメラとビデオを持って被災地を廻り、

狂ったように記録に収めていました。


あの頃は元気だったなぁ。

DSC_1570-1.jpg

※ Kobe Harborland


[ 2018/01/16 17:33 ] 両親のこと | TB(-) | CM(-)