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La fin du jour...フォト*ある暮らし

写真で綴る主婦の日記 since June 2016
月別アーカイブ  [ 2018年09月 ] 

親切心か余計なお世話か

母と仲のいい Mさん(96)は、無口で大人しい人。

ご主人は昨年亡くなり、子供さんはいません。

広島県の倉橋島出身で、18の時就職のため大阪へ来たらしい。(母談)


そのMさんの事を母はいつも、“あの人はかわいそう” と言います。

台風で停電した時も、私に言うんです。

“テレビも見られないし家族も来ないから 話し相手になってあげて”

“ネットの倉橋島の写真を見せてあげて”


母は人に拒否されると激高するタイプなので、私は素直に従いました。


部屋に入ると、Mさんは座布団に座り 壁の一点を見つめていました。(^o^)

“お母さんは話し上手でいいですね、私はおしゃべりが苦手で…”

Mさんは蚊の鳴くような声で はにかんでおられました。

大声で機関銃のように話す母の話を、

静かに聞いて下さる姿が目に浮かびました。


亡くなった義母はよく言ってました。

“子供がいないと寂しい人生、みじめな老後”

きっと私の母も同じように思っているのかもしれません。


でもどうなんでしょう。

はたしてMさんは、孤独で寂しいのでしょうか。


Mさんは、そういう人生しか知らないんだから

ご自分がどれだけ不幸?なのか実感が無いんだと思う。

私も同じ立場だからわかるんです。


不安症の母は、父がトイレから5分でも出てこないと

お父さんは?お父さんは?と騒ぎ出します。

自分がそうだからって、他の人もみんな寂しがり屋とは限らない。


外交的な人もいれば、内向的な人もいる。

人と関わらず、静かに暮らしたい人もいるんじゃないかな。

IMG_1238rose.jpg

Mさんが母にくれたオール手縫いのバッグ。

スカーフをリメイクしたそうです。

Mさんの優しい気持ちが伝わってきます。





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[ 2018/09/09 20:25 ] 思うこと | TB(-) | CM(-)