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2日間行かなかったら、夕方父から電話がありました。

父: 「今度いつ来てくれる?」

私: 「あ、あした・・・」

父: 「じゃ、待ってるわ」


私を待ちかねていた父がさっそく要求したのは、お風呂の片手桶。

洗面器ではお湯を入れた時に重いそうです。

また、シャンプーブラシを欲しがっていました。

「手で髪を洗うと指が疲れる、ブラシで洗うと毛穴の脂が取れるんだ」(本人談)

悪までもこだわります。


また以前、枕元に置く小さなゴミ箱を買うように言われまして、

どーせ買っても、100%満足しないだろうから

私は、牛乳パックで作りました。

気に入らなくても、すぐに捨てられるように・・・

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しばらくは黙って使っていましたが、案の定"やや小さい"と言い出した。

父にとって、完璧なサイズというものが頭の中にあるようです。

妥協しません。


父は整理整頓が大好き。

入居して数週間、行くたびにモノの置き場所が変わっています。

日々、完璧な配置を模索しているんだと思う。

そのうちまた、大事なものを無くすでしょう。

なので、大切な書類や私の私物には、大きな字で書いておくんです。

『重要! ここから移動しないで!!』 と。

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老健でリハビリしている時は、"お父さんと一緒に暮らす" 事を心の糧にして

ひとりで寂しさに耐えていました。

二人部屋で新しい生活が始まり、これでやっと安心かと思いきや、

またうつ症状が出てきているようです。

顔から表情が消え、"つらい、胸が苦しい"と訴えます。


お父さんが横にいる、スタッフと娘が交互に来てサポートしてくれる。

看護師は24時間常駐。

これ以上の安心は無いと思うんですけど、母には通用しません。

何が不安?と聞いても、必ず、「何もない、私は幸せ」と答えます。

なのに、私が帰ろうとすると漠然とした不安・恐怖で涙を流します。


母にはちょっとした癒しが効果的。

今度行く時は、母の好きなあんみつでも買って行こう。

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居室の洗面所は、洗面ボウルに鏡が付いているだけで、

入居した時から父は、「洗面所が暗い」と不満そうでした。


また何か企んでるのか?と、嫌な予感はしていたのですが・・・

「明日朝9時にT電器が洗面所の照明を取り付けに来ます」と、

父からメールがありました。

T電器とはもう40年来の付き合いです。

担当のSさんも父に振り回される被害者の一人。

父の要望を何でも聞いてくれるのです。

実家地方から施設までめちゃ遠いのに、今回も来てくれるそう・・・(汗


だが、ちょっと待った。

賃貸なのに勝手に壁に穴を開けていいのか?


私はびっくりして、すぐ施設に問い合わせました。

「工事の話は聞いていません。退去する時、元に戻してもらいます」

当然ですよね。


次にT電器のSさんに電話にして、工事の内容を確認しました。

「壁に穴を開けられないのは承知していますから、

スタンドのようなものを付けようかと・・・」

あ~、良かったぁ。

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隙間収納の上にうまく取り付けてくれました。

もう父には、いちいちハラハラさせられるわ!


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父から、母の携帯を解約するように頼まれました。

まず何が必要なのかを聞きに、ドコ〇の窓口へ。

母の携帯と私の免許証、そして本人記入の委任状が要るらしい。

委任状のコピーを2枚くれました。


窓口の女性は、母の保険証は要らないと言っていたが…?

念のため、帰ってからサービスセンターに電話して確認。

「ご本人の保険証(のコピー)が必要です」 (やっぱりw)


委任状の書き方を聞きました。

"実家の住所はあるが、電話は解約したので無い"と言うと、

"それなら仕方ありませんね" との事。


委任状の記入欄に赤い文字でサンプルを書いて、

"この通りに書いて"と、母に依頼。

震える手でやっとこさ、名前住所を記入してもらいました。

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準備万端、再度ドコ〇の窓口へ。

ド: 「電話番号が未記入ですが」

私: 「今は施設にいる、実家の固定電話は解約済、(電話で)不要と聞きましたが…」

ド: 「いえ、必要です」

私: 「じゃ、施設の電話番号でいいですか?」

ド: 「はい、もう一度お母様本人の字でお願いします」


念には念を入れたのに、二度手間になったじゃないの!

なんで最初からそう言ってくれなかったのよ!

そう言いたいのをぐっとこらえ、黙って出直すことにしました。


そして・・・

5年も使っているのに、解約金9500円を取られました。

世の中理不尽な事が多いけれど、いちいち腹を立てていてはいけません。

ガマンガマン。



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両親は大のコーヒー好きです。

私が子供の頃は、いつもサイフォンで淹れていました。

(あの、お湯がゲボゲボと逆流する原理が不思議だった)


父と母が一緒にコーヒーを飲むのは4カ月ぶり。

私がいれたインスタントですけど。

「お父さん美味しいね~」

「うん、美味しい」

母が危なっかしい手つきでカップを持つので

父は、「危ないよ、ちゃんと取っ手を持って・・・」と、

まるで子供に言い聞かせるように、手を貸していました。


食堂へ行く時も、父が母の車いすを押して行きます。


「お父さんがいると心強いわ」

88才と87才がいたわり合う姿は、

微笑ましくも、切なく…

娘としては複雑な想いでした。


あとどれくらい、この状態でいられるんだろう。


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「家にある鉛筆削りと囲碁の本数冊を持ってきて」という、

父のリクエストにお応えしてw、久しぶりに実家へ行きました。

実家までの道のりは、憂鬱さが蘇ります。


住人を失った古家は、すでに埃だらけのみすぼらしい空き家。

引越しの朝、姉が父を連れて慌ただしく出ていった光景が目に浮かびました。


台所には、母が愛用していたものばかり。

一つ一つが「母」そのもの。

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中3から結婚するまで、私が青春を過ごした家に何の感慨もありません。

母のうつ病が悪化して、鉛のような重い空気の中、

ただ黙々と家事と食事作りをしていた、嫌な思い出だけです。

忘れてしまいたい。


家に帰ったら、偶然にも実家の隣人Mさんから電話がありました。

先日の強風でうちの雨どいが庭に飛んできた、との事。

ご迷惑をかけてしまいました。(><)


そんなオンボロの家でも、親はまだ諦めていないのです。

「もし家に帰るなら、外壁塗り直して、ちゃんとリフォームしなきゃね」と、

母は父に話していました。


お母さん、もうあの家には戻れないよ。


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ヘルパーさんに買い物を頼めるかどうかもわからない。

頼めたとしても、大量のアルコール類を買ってきてもらうのは気の毒。

結局、私の担当になりました。

自宅ではネットスーパーで持ってきてもらっていたから楽だったけど、

これからは買いに行かなきゃ。

施設に入ったのに、私の負担は増えてるではないか!


父からはひっきりなしにメールが届きます。

「いいちこ2本お願いします」

しばらくしたら、

「言い忘れましたが、ビールも1ダースお願いします」



大量のアルコール類は、家から離れた量販店で買います。

近所の人に見られたら、私が飲んでると思われるから。(笑)

そして、キャビンアテンダントのようにキャリーバッグで運ぶことにしました。

今日届けたのは、いいちこ3本・ビール6本・ウイスキー1本。

全部で10kg近く?

それでもすぐに無くなりますよ。


父が生きている限り、私のアルコール搬入は続きます。

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火の元の心配がない。

台風が来ても屋根が飛ばない。

悪徳商法に引っかかることもない。

枕元、お風呂・トイレにも緊急ボタンが付いているし、

自宅にいるよりは、よっぽど安心。

母はさぞかし喜んでいるか、と思いきやそうでもない。

ますます不安症がひどくなっています。


「お父さんが転ぶんじゃないか」

「お父さんがお風呂で倒れるんじゃないか」

「全額実費でもいいから、お父さんのお風呂はヘルパーさんに頼んで」

「紫陽花ちゃんが介助してあげて」

いやいや、父は充分ひとりで大丈夫なのですよ。


でも母にとって、『お風呂=死』

その思いに憑りつかれてしまって、どうしようもないのです。


「人間はいつか死ぬ、200年も300年も生きられないの、

88才のお父さんがお風呂で倒れたらそれが寿命!」と、

荒療治に出てみましたが、逆効果だったかな。(笑)


また、「ニベアが無くなってしまうかもしれない」という不安。

安心するように枕元に4本並べてあります。


そして今度は、「車で来られると心配だから電車にして」と言い出した。


「お父さんと一緒で心強い」と言うわりには、

いつも悲観的で何かに怯えている。

相変わらず、私が帰るときは心細くなり涙ぐむ。


たとえ母の望むことをすべて叶えてあげても、

母は"不安"から逃れられないでしょう。

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父はとても優しい人です。

誰に対しても温厚で、決して声を荒げて怒ることなどしません。

私が怒られたのは、人生でたったの2回。

1、5歳の12月24日。姉とクリスマスケーキの箱を取り合いして、ケンカになったとき。

2、中一の夏休み。美術の宿題ができなくて、ぐずっていた時。

その時の状況を鮮明に覚えているほど、怒る父が珍しかった。


いつでも私に、「すまないね、ありがとう」の言葉は欠かしません。

そんな優しい父でも、もう手に負えない。

次から次へとモノを無くし、あれ買ってきてこれ持ってきてとひっきりなしのメール。


二人とも外出できないんだから、必要なものを届けるのは私の仕事。

それはいいんです。

でも、買ってきた物を気に入らずに妥協しなかったり、

こだわりが細かすぎて・・・イライラする(><)


"骨折したから3か月行けない"って嘘をつきたいところだけど、

そうすると母の不安神経症を刺激する→うつ病悪化。

腹が立っても顔に出せず、ただ親の言いなりになるだけです。

口答えはしません。

私はきっといい娘だと思われているんだろう。


でも今日 私は初めて、わら人形を作りたいと思いました。

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引っ越した翌日、部屋でお湯が出ないと親が言うから、

事務所へ聞きに行きました。

すると・・・

「ここは個人の家と同じなのでご自分でガス会社に開栓の電話をして下さい」

と、ガス会社の電話番号を教えてくれました。

そうなのか…何しろ初めてなので知らなかった。

でも、契約の時に言ってほしかったナ。


老健に入居した日は、すぐに施設長さんが挨拶に来てくれました。

ケアマネさん、母の担当スタッフたちも、至れり尽くせりでした。

なのに、ここでは引越しが終わっても、誰も来てくれない。

よく言えば干渉されない、悪く言えばほったらかし。

老健とサ高住は目的が違うから仕方ないけれど、つい比べてしまう。


今日で引越しして1週間。

まだヘルパーさんは来ないし、ゴミも集めに来てくれないので

持ち帰っています。

ケアマネさんに聞いたら、「ヘルパーは入ってるはずですが…」との事。。

どうなってるんだろう。


入居して何日も経つのに、部屋の入居者名が空欄になっている。

玄関の靴箱にも、両親の名前が無い。

だから私はいつも、自分の靴を部屋へ持って上がります。

さすがにスタッフにお願いしましたら、やっと対応してくれました。

が、名前の漢字が間違っていました。。(笑)

あまり要望が多いと、モンスター家族と思われるかも・・・気を遣うナ♪


出来たばかりの施設だから、まだ体制が整っていないのかな?

それでも、設備は新しく快適、スタッフの感じもいい。

両親も(今のところ)満足してくれているし、良しとしよう。


今日のお昼は、豆ごはんが出て母は喜んでいました。^^

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