フォト*ある暮らし
ブルーな父、ブルーな母

2017.02.28(Tue)

『両親のこと』 Comment-Trackback-
最近、父は元気がありません。

熱はないが、風邪のような症状らしい。

「やっぱりひとりじゃ寂しいな・・・」とポツリ。。


用心深い父は、家の外=悪い菌がウヨウヨ、と思い込んでいて、

気持ちとは裏腹に 母がいる施設に行きたがりません。(^^;

人と関わることが苦手で、もう一年も部屋にこもっています。

元気が無いのは 精神的なものでしょう。

デイサービスにでも行って、気晴らししてくれればいいのですが。


午後からは、春物セーターを持って母の所へ行きました。

母の気分には波がありまして、今日はいつもよりダウンしていました。

筋肉痛なのか、ふくらはぎが硬くなって痛みもあるようです。


しばらくおしゃべりして、「じゃ帰るわね、あさってまた来るから」と言うと

急にワーワー泣き出した。

母: 「悪いからそんなに来なくていい・・・」(嗚咽)

私: 「帰り道だからいいよ」

母: 「今度来るときお父さんの写真撮ってきて」(嗚咽)


父も寂しがっていることは話しません。

火に油を注ぎますから。


「県外でいいから早くお父さんと一緒に暮らしたい」

そう言われると一番辛いのですよ。

施設探しは、基本的に姉に任せていまして、

「早く見つかればいいね」、としか言えませんでした。

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お墓の引越し

2017.02.27(Mon)

『夫の家族のこと』 Comment-Trackback-
昨年、主人の父が亡くなったのを機に、

遠方にあるお墓を 実家の近くに移転することになりました。

その「改葬(墓じまい)」の供養が、昨日ありました。


親の介護を理由に、私は主人の実家の行事を

ことごとく欠席しているので (→☆☆☆)、

今回も来ないものと思われていたらしい。

急きょ、食事を一人分増やしてもらいました。(笑)


お墓のことは、男の子が3人いる弟にすべてお・ま・か・せ♪

子供がいない私たちは 先祖のお墓には入りません。

ワンコも一緒に入れるお墓を探すつもりです

私自身、どーしても○○家のお墓に入ることだけは避けたかった。

絶対に嫌だ!!


それに、自分の親の事だけでも大変なのに

甥っ子たちに、子供がいない叔父夫婦のお墓の世話まで頼めませんからね。


父親の遺志で相続も辞退しているし、お墓も別。

家族やお墓のあり方も、時代と共に

臨機応変に変えていったらいいと思うのです。


ところで・・・

来月末、義父の納骨&一周忌法要があります。

義妹が食事の手配をしてくれているのですが、

候補に挙げていた和食レストランは、いずれも予約が一杯との事。

卒業入学 or 桜のシーズンと重なったからか?


うちの近所にも、次々に葬祭場ができて、どこも繁昌?しています。

これが多死社会でしょうか。

足りないのは、介護施設だけではないようです。

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ミチコさんの人生

2017.02.25(Sat)

『両親のこと』 Comment-Trackback-
母のテーブルで横に座っているミチコさんは、昭和23年生まれの69才。

脳性麻痺をお持ちです。

ご家族もなく、もう26年も施設で過ごしています。


言葉は交わせないけれど、私が行くと満面の笑みで迎えてくれます。

母が洗面所で顔を洗っていると、

ミチコさんは不自由な手で備え付けのペーパータオルを差し出してくれたそう。

とても優しい女性だそうです。


施設での生活が26年という事は、親御さんが亡くなられてから…

という事なのでしょうか。

これまで様々な不自由があったと思います。

偏見もあったでしょう。

どんな青春を、どんな人生を送ってこられたのでしょうか。


ミチコさん、いつも母に親切にしてくれてありがとう。^^

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ついてないわ~

2017.02.23(Thu)

『いろいろ』 Comment-Trackback-
最近全くついていません。


食器を連続で何枚も割りました。

ワンコのお皿を含め、最低5個は割っています。

大切なウェッジウッドのコーヒーカップをやっちまったことは、主人に秘密。


実家へ行くのに出遅れて慌てて家を出たら、

スマホを忘れたことに気付き 途中で引き返す。

探しても見当たらないから固定電話でかけてみたら、

来ているコートのポケットでチロリ~ン♪


ネットで7000円ほどの家庭用品を買ったら、

近所のホームセンターで同じものが3980円で売ってた。(笑)


姉と初めてのケンカ。(これは後日書くつもり)


そして今日・・・

父が百貨店の焼き鳥を買ってきてと言うので、

屋外駐車場に停めたら、車止めにつまづいた。

奇しくも雨上がり、私の両手両膝は水たまりへ。


イライラしているから余計に注意散漫になるんですよ。

この負の連鎖を断ち切るために、不信心の私ですらお祓いに行きたい気分。

運転だけは気をつけないといけませんね。

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脳トレ

2017.02.22(Wed)

『母のこと』 Comment-Trackback-
昨日、老健で面談した時に言われました。

「ここは認知症の方ばかりで、お母様と話せる人はいないかもしれません。

その点、不満に思っていらっしゃいますか?」

スタッフさんは申し訳なさそうでしたが、

不満も何も それは誰のせいでもありませんょ。

母も気にしていません。


母曰く、

先日、脳トレのレクリエーションが楽しかったそう。

スタッフが問題を出すのですが、簡単だから母はすべて答えが分かります。

答えたいのに全然私をあててくれなかった、とぼやいていました。

そりゃそうでしょ。

ひとりが全問正解じゃリハビリにならないでしょ。


最後に、「今の季節はなんですか?」という質問で、

他の人はみんな"冬"と答える中、母は"早春"と答えました。

すると、難しい言葉を知ってますね~と褒められたそうです。(笑)


母は頭を活性化させるため、寝る前にベッドの中で実践していることがあります。

歴代アメリカ大統領と日本の総理大臣を10人ずつ数えるんです。

今のところ、20人クリアしているらしい。

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今日はにゃんにゃんにゃんの日。



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老健で話し合う

2017.02.21(Tue)

『母のこと』 Comment-Trackback-
老健のスタッフさんと面談しました。

母の現状報告と、今後の方針についてでした。


老健は原則3か月。

あとは、どうしましょう。。

要支援1の父と要介護3の母が同時に入れる所はなし。

あっても、どれだけ待たされるか不明です。


母: どこか遠いところでもいい、お父さんと一緒に入りたい。

私: 滅多に会いに行けないよ?

母: それでもいい。


娘が二人も近くにいるのに、遠い施設なんて・・・。

私は情けなく、申し訳なく思いました。

理想を言えば、私が実家に移り住み、在宅介護するのが一番です。

でも、両親はそれを望みません。

娘夫婦に迷惑をかけたくない、と思うのは自然な親心かもしれません。

私としても、まだ現役で多忙極める夫をサポートしているわけで・・・一応。(^^;


ちなみに、わが家に両親を引き取るという選択はありません。

夫が建てた家、私にも遠慮があるのです。(そもそも狭いし)


本気の施設探しが始まりました。

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もうどうでもいい

2017.02.20(Mon)

『父のこと』 Comment-Trackback-
父は毎週、ヘルパーさんに眠剤を買ってきてもらいます。(→☆☆☆

お医者さんにもらう眠剤プラスですから、

さすがにヘルパーさんも飲み過ぎでは?と、心配してくれたのでしょう。

介護日誌に「また眠剤を頼まれました」と、書いてありました。

でも、もういいじゃありませんか。

お薬は父にとって最大の癒し・・・私は気にしてません。(笑)


父は10日に一度くらいしかお風呂に入らない。

面倒なんです。

なので、シャツやズボン下も10日に一度しか替えません。

面倒なので。

リハパンもあまり減っていないから、替えてないんだろうな。

おまけに年がら年中 部屋着=寝間着です。

着替えるのが面倒なので。(笑)

それでも決して、「お父さん着替えて」とは言わないんです。

別に認知症があるわけでもなく、必要なら自分で出来ますから。


姉とも話しているんです、

いくら父のためでも、良かれと思っても、忠告するのはやめよう。

注意して、その通りにしてくれなかったら、こちらのストレスが溜まります。

父は、残り少ない人生を好きなよう生きたらいいと思う。

冷たい娘でも構わない。

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父への手紙

2017.02.18(Sat)

『両親のこと』 Comment-Trackback-
両親は携帯メールが使えるのですが、

母は"自分だけ勝手なことは出来ない"と言い、施設には持ってきていません。

時々、手紙の交換をしています。


父:

「二人で入れる介護ホームを探してくれています」

「春になったら一度訪問したいと思っています。何とか元気で頑張ってください」

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母:

「リハビリの効果が大分でてきました、早くよくなりたいです」

「皆んなよくしてくれます、安心して下さい」

「元気で逢ふのを楽しみにしています」

「お父さんもちょっとさみしいでしょうががまんしてね」

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娘が伝書鳩になって、文のやり取りするというアナログ方式です。(^^;



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冷蔵庫の一件

2017.02.16(Thu)

『両親のこと』 Comment-Trackback-
実家に着くと冷蔵庫の中と床の上で牛乳をこぼした形跡がありました。

父が掃除するはずもなく、すぐに拭き掃除。

おまけに封の開いた牛乳パックが2本もあった。

一本飲みきってから次のパックを開けてほしいのよ。(-.-)


いつでも食べられるように、家で作った炒飯を冷凍しておいたら、

いつの間にかそれが無くなっていました。

父に聞いても「食べてない」、姉も「知らない」と言う。

不思議だなぁと思いつつ、忘れた頃に

野菜室の奥から半死の炒飯が出てきました。(父の仕業に決まってる)

即、捨てましたけど。


父は常温と冷蔵・冷凍の区別がつかないんです。

冷蔵品をを室内に放置したり、冷凍品を野菜室に入れたり。

それをチェックするのも私の仕事。

こんな小さな事ですら、私のイライラが募るのです。

心が狭いのかな。


今日の母は落ち着いていました。

「そんなに来なくていい、早く帰って」と、私の体を押します。

遠慮があるのでしょう。

でも、その言葉を鵜呑みにしてはいけません。

これまでの経験で分かっています。

母の「ノー」は 時にイエス。

複雑な心の中は 娘でも読み取りにくいのです。。

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恋の行方

2017.02.15(Wed)

『母のこと』 Comment-Trackback-
老健には、ご夫婦で入所されているAさんという方がいます。

父に雰囲気が似ていて、母は勝手に想いを寄せていたよう。(^^; (→☆☆☆


ところが…

私の顔を見るや否や、Aさんのことを矢継ぎ早に話し始めました。

「あの人やっぱり認知症だったみたい。杖で奥さんを殴りかかる所を見たの。

お父さんのイメージが狂うから、避けることにした。

リハビリ室で会っても知らん顔してる。気難しくて、ヘルパーさんも手を焼いてるわ」


乙女心は移ろいやすいようで、

あっけなく母の恋は終わってしまいました。


母は、思春期の少女がそのまま老婆になったような人。

寂しがり屋で甘えっ子、

傷つきやすく、複雑で繊細でガラス細工のようなハート。


だから腫れ物に触るように、取扱いに注意が必要なのです。

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風は冷たくても、日差しに春の気配を感じます。



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▼ プロフィール

紫陽花

Author:紫陽花
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ご訪問ありがとうございます


夫婦二人暮らし

2021年2月28日
娘犬モカが天国に旅立ちました
2021年10月15日
父92歳にて逝去


母93才 要介護5(不安症)
高齢者施設で暮らしています


親の介護
美味しいもの
日々思うこと


よろしくお願いします^^


動物の孤児院→
日本アニマルトラスト

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