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フォト*ある暮らし

写真で綴る主婦の日記
月別アーカイブ  [ 2017年01月 ] 

生かされた10年

昨年、94歳で亡くなった主人の父は、80代半ばくらいから

呼吸器疾患で入退院を繰り返しました。

呼吸困難で意識を失うたびに救急車を呼んで、ひと月入院。

退院したらまた発作を起こす、の繰り返し。。

「今夜が峠です」という医師の言葉を、最低3回は聞いています。

そのたびに、家族が集まり 葬儀の相談。。

なのに翌日、『高度な医療』 で 不死鳥のようによみがえる。


家に大きな酸素ボンベを置き、24時間酸素吸入が欠かせません。

ほぼ一人で介護していた母も、度々過労で入院していました。

お金の事を言うのはいけませんが、

その10年でどれくらいの医療費を夫婦で使ったことか。

介護を巡って家族に亀裂も入りました。


今でも思います。

あの10年は何だったんだろう。

80代半ばで最初に倒れた時、天に召されていたら、

本人も家族も楽だったのではないか?

高齢者を無理やりに生かせることが、

いや、死なせないことが本当の幸せなのか。。


生き甲斐が病院通い」という記事を読みました。

「医学の勝利が国家を滅ぼす」・・・なんという皮肉でしょう。

"人は何のために生きるのか・・・"

高齢者問題は哲学でもありますね。

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[ 2017/01/08 13:22 ] 夫の家族のこと | TB(-) | CM(-)