今日の母は、さらに鬱が進んでいるようでした。

いつもなら一言二言話すこともあるのですが、今日は無言。

私は気が滅入って、そんな母と目を合わせることすらできませんでした。


鬱は伝染すると言いますが、私もギリギリのところで踏ん張っている感じ。（笑）

喜んでもらいたくてご飯を作っても、二人とも義務で嫌々食べているのが分かります。

悪化させないためにも、色々アドバイスしたい事があるけれど、

どうせ聞く耳持たないだろうから何も言いません。


10月になってもまだ30度を超える紫陽花地方ですが、

いつ寒くなってもいいように、両親の冬布団をすぐ出せるように準備しておきました。

父の電気毛布が痛んでいたから、買い換えないと…。


陰気な空気の中、あらゆる感情を殺して、淡々と目の前にある家事をこなす。

そして、逃げるように家を飛び出します。

"じゃ、帰るわね"・・・今日私が発したのは、帰りがけのこの一言だけでした。