フォト*ある暮らし
正直すぎるヘルパーさん

2016.08.30(Tue)

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私の顔を見るなり、母が興奮して不明瞭な言葉で話し出した。

要約すると・・・

入浴介助のヘルパーさんに、訪問診療のK先生の評判を聞いてみた。

するとヘルパーさんが、K先生は泌尿器科が専門だという。

"評判いいですか?"と聞いたら、首を傾げたと。。


前述のとおり、確かにK先生は目もうつろで、覇気が無い。(笑)

泌尿器科出身だけれど、プライマリ・ケアの認定医でもあります。

不安症の母には、嘘でも"いい先生ですよ~"とかなんとか言ってもらいたかったなぁ。


案の定、「あの先生はダメ、訪問診療はやめる!」と駄々をこね出した母。


もう決まったんだから、今さら無理なのよ。

もし風邪を引いたらどうするの? その体で病院行けるの?

突然、高熱が出たら? 転んでけがしたら?

K先生は、どんな時もすぐ来てくれるんだよ。


クリニックのHPを見せて、ちゃんとした認定医であることを教えて…

説得するのに苦労しました。

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心気症

2016.08.29(Mon)

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訪問診療に切り替える際、これまでの医師の紹介状が必要になります。

その紹介状を見たら、母の病名が「うつ病・心気症」となっていました。

心気症とは、病気じゃないのに自分は重病人だと思い込む病気です。

母の場合も、"どこも悪くないよ"といくら説明しても、納得しません。

胸が苦しいと訴え続けて、今年初めから寝たきりになってしまいました。


先日、訪問診療の先生が心電図をとってくれました。(家で出来るんですね)

そして、異常が無いことがはっきりしたら、

母は安心したのか、少し元気になってきたような…

今日も、大雨だから来なくていいと電話がありました。


なんて損な病気なんでしょう!?

病気じゃない人に何か月も振り回されている姉と私って一体何?


先生も、娘さんがべったり看護する必要はない、と言ってくれるので

これからはちょっと考え直したいと思います。


週末、日本海の方へ行ってきました。

場所がどこであれ、私たちの旅行はワンパターン。

地元のお蕎麦を食べて、渓谷を歩いて、海の幸を堪能して

日本酒を大人買いして帰る、というもの。

いい気分転換になりました。

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初めての訪問診療

2016.08.25(Thu)

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今日は訪問診療の初日でした。

おととい姉と一緒にK先生(40歳前後?)と面談した時、

先生は、顔色が悪く 目は半開きで、口も重く…

内心、この人大丈夫かな?と思っていたら

姉も"あの先生、生気が無いね"と、同じことを感じていたようです。

毎日、高齢者ばかりを相手にして、活力を吸い取られるのでしょうか。


ところが、今日 母の診察が始まった途端、

急に歌のお兄さんみたいなハイテンションになって、びっくりしました!

職業病なのか、突然スイッチが入るんですね。


母は、明るい?先生の顔を見て安心したのか、

"ごれがらよろじくおねがいじまずぅ~"と、何故か大泣きしていました。(笑)

とりあえず、K先生を気に入ってくれたようでひと安心。

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家族に入った亀裂

2016.08.24(Wed)

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親の介護をきっかけに、家族に亀裂が入ってしまいました。

主人の妹(私より年上)は、フルタイムで働くしっかりした女性です。

義父のお葬式が終わるや否や、

「お兄ちゃんも紫陽花ちゃんも全部私に押し付けて、全然手伝わないで

どれだけ大変だったと思ってるの! 相続辞退するのは当たり前やわ!」

と、大声を上げました。


おっしゃる通りです。(^^;


でも、親に家を建ててもらい、働いている間、子供達の面倒を見てもらい、

生活費・教育費まで援助してもらってるんだから、

ある意味当然では??

私たち長男夫婦は、子供がいないことを理由に相続はしないと、

ずっと親から言われ続けていたんですよ?(参照)

義妹には、恐ろしくてとてもそんな口答えできませんけどね。


また、実の姉とは介護に関して、ビミョーに考え方が違うため

ギクシャクした状態が続いています。


高度な医療のおかげで、日本人は長生きできるようになったけれど

長生きは本当に幸せなのでしょうか。

うちの親を見ていると、とてもそんな風に思えません。

いつも具合が悪い、死への恐怖、娘への遠慮&不満…

家族の間でも不協和音が生じてしまう。

私はそんな状態で、人生の最期を送りたくないな。

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訪問診療の先生と面談

2016.08.23(Tue)

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今週から始まる母の訪問診療を前に、

姉と二人で訪問診療専門の先生と"面談"しました。

訪問診療を始めると、今までの病院とは縁を切ることになるんですね。

それは知らなかった。


母は、心の病以外に特に悪いところも無いわけで…

心療内科は専門外と言うK先生は、ちょっと心もとない様子だったなぁ。

あと、先生が変わる事に抵抗する母を、どうやって説得するか、だ。

「絶対にイヤだ!」と言われても、風邪など引いたときに

診てもらえる先生を、確保しておきたいのよ。

どうか、K先生を気に入ってもらえますように。。


「緊急で、娘さん達に連絡が付かない場合は、こちらで救急車を呼びます」

と、言われたのですが・・・・・・呼ばないとダメ?(笑)

"いえ、結構です"と、言えなかったワタシ w

延命治療は拒否しています、とだけ話しておきました。

でも、これは悪までも家族が救急隊員や医師に伝えることであって

K先生が代理でって訳にはいかないのよね。

延命治療が始まっちゃったらどうしよう。^^;


介護の行き着く先は『死』。

老いを治療することはできません。

毎日毎日、そんな高齢者を診続けるって、精神的にも大変だろうなぁ。

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敗者から学ぶこと

2016.08.22(Mon)

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高校野球と、リオ五輪が閉幕しました。

勝者の陰には必ず、多くの敗者がいるわけで

試合後のインタビューで心を動かされることも多々あります。

一番 私の心に刺さったのは、地方大会で敗れた早実・清宮君のコメント。


「いつかこの負けが、自分にとって必要だったと言えるような、

そんな野球人生を、これから歩んでいきたい」


悔しいだろうけど、不本意だけど、常に前向きですよね。

私も、いつかこの介護の経験が 自分にとって必要だったと思えるような

そんな余生を送りたい。(^o^♪


さて、台風の被害を受けている地方の方々、お見舞い申し上げます。

紫陽花地方は、連日36、37、38度と猛暑が続き、夕立すらありません。

今日は、母の入浴介護の後 冷やし甘酒を飲ませました。

飲む点滴と言われる甘酒は、江戸時代では夏の風物詩だったようですね。

母は美味しいと言って、一気に飲み干していました。

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母の誕生日

2016.08.20(Sat)

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そういえば今日は、母の87回目の誕生日でした。

70代の前半くらいまでは、お祝いをしていたけれど

あるとき、「誕生日なんて嬉しくないし、やめて欲しい」と、怒りだした。

その頃から うつ症状があったのかなぁ…

それ以来 "おめでとう" は、禁句になっています。(笑)


母は20年前、2か月ほど入院していたことがあります。

その時も、「病室にお花なんか邪魔だから要らない」と言うので

姉も私もそれを真に受けていたのです。

するとある日突然、「娘が2人もいてお花を持ってこないなんて!」と怒りました。

何それ??


母の心の中は読みづらく、何が本心か分かりません。

時に、イエスがノーだったり、ノーがイエスだったり…

あたまの悪い私は、ハッキリ言ってもらわないと困るのよ。

いつも、裏の裏を読み、複雑な母の本心を察しないといけません。

疲れるでしょ?(笑)

今ごろ、"誕生日なのにお祝いもしないで…"って思ってるかも。。^^;

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いつか行く道

2016.08.18(Thu)

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いや~、レスリング女子すごいですね~

大感動です! (私だったら、開始1秒で骨ボッキボキになるわ)


さて、今日は冷蔵庫のホワイトボードに

母の震える文字で「ゆで卵3個作って下さい」と書かれていました。


まずい。。。


以前、父に4個頼まれたとき、殻がツルッ♪と剥けなくて(汗)、

父のテンションはダダ下がり。

残りの3個を食べてくれなかったのです。

それ以来、父はヘルパーさんに頼んでいます。(笑)

その旨を母に話したら、「じゃ、私が作る」と。。

なんだ、寝たきりを装っているだけで、やろうと思えば出来るわけ?


そんな完璧主義の父も、最近は 次々とモノを無くす 訳ですが、

今度は、お金が無くなったと言い出しました。(のちに見つかったけど)

幸い "物盗られ妄想" は ありませんが、自分でもショックだったようです。


最近 耳にした言葉があります。

『子供叱るな 来た道だもの。 年寄り笑うな 行く道だもの』


親の不可解な行動にイライラした時は、この言葉を思い出すようにしよう。

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義父の初盆に行かない理由

2016.08.15(Mon)

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春に亡くなった義父の遺志を尊重して、長男である主人は相続を辞退しました。

義父は、子供のいる次男に財産のすべてを残したがっていました。

そりゃそうですよね。

主人が死んだら、自分のお金が他人である私に渡るわけですから。。


一生懸命勉強して、自慢の息子だったはずなのに、

子供がいないというだけで兄妹弟に差をつけるなんて・・・

チトひどくない?


そして、主人の希望でお墓の名義も父から弟に名義変更しました。

甥っ子たちに迷惑をかけたくないので、

主人は、「永代供養でペットと一緒に♪」みたいなお墓を探すと言っています。


相続を辞退、お墓も別。

義母は長女一家のために家を建て、同居しています。

つまり、私は○○家には必要のない人間なんですよ。

だから、百か日法要に続き 今日の初盆も (親の介護を理由に) 欠席しました。

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メンタルダウン

2016.08.14(Sun)

『両親のこと』 Comment-Trackback-
明けても暮れても考えるのは親の事ばかり。

大人しく何でも食べてくれたら、私のストレスの90%は減らせるんだけどなぁ。


昨日から精神がやられてしまいまして…

またウツの再発か

ダメだ、世の中にはもっと大変な人もいるんだし

解散するスマップメンバーの心労に比べれば、私の悩みなんてなんてことない!


午後から 西野カナちゃんを聴きながら、買い物がてら隣駅まで歩きました。

途中で雷雨になって、頭痛がして、鎮痛剤を飲んだら…

ちょっと気分もマシになりました。


周りの人はみんな、「無理したらあかんよ~」と言いますが、

あの親の性格を考えると、手を抜けないんですよ。

でも、ちょっと考えないといけない時期が来たかなぁ。


明日は、義父の初盆です。

私は実家へ行くので、欠席しますが。。

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▼ プロフィール

紫陽花

Author:紫陽花
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ご訪問ありがとうございます


夫婦二人暮らし

2021年2月28日
娘犬モカが天国に旅立ちました
2021年10月15日
父92歳にて逝去


母93才 要介護5(不安症)
高齢者施設で暮らしています


親の介護
美味しいもの
日々思うこと


よろしくお願いします^^


動物の孤児院→
日本アニマルトラスト

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