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La fin du jour...フォト*ある暮らし

写真で綴る主婦の日記

強すぎる母の感受性

また 訪問歯科のN先生から電話がありました。

今度は母親の事。

4月に作った マウスピース の匂いが気になるから、

作り直して欲しいと言うらしい。

劣化してるわけじゃないし、どうしますか?という内容。


あ~、またか~。(>_<)

母は異様なほど匂いに敏感な人です。

ずっと前、家族でファミリー向けの回転ずしに行ったときも

“生臭い” という理由で、母は一口も食べませんでした。


作り直しても、また数か月で同じ事を言うだろう。

ポリデントで洗浄してるんだけどなぁ。


そんな母も、ここ数週間 “死ぬ死ぬ発言” がありません。

きっと、高校野球に夢中になってるからだと思う。


でもですね、なぜか母には忌み嫌ってる高校があるのですよ。

“昔から大嫌いだった” と言う。

そのチームの話をしてたら、イヤ!と、顔を覆っていました。


何を理由に そこまで嫌いになれるのか?

私にはさっぱり理解できません。

88の老婆が、高校生相手に大人気ないこと極まりない。


残念ながらそのチームは敗退してしまったので

母は残りの試合を ストレスなく楽しめるだろう。


強すぎる感受性と、激しすぎる気性。

これじゃストレス溜まって、精神やられるのも無理がない。

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[ 2018/08/14 17:32 ] 母のこと | TB(-) | CM(-)

母の依存心

夕方、母から電話がありました。

耳が遠いので私の声は聞こえていません。

大声で一方的に話していました。

「紫陽花ちゃん、今日はごめんね。反省してるから!」


その日、また母と言い合いになったのです。

相変わらず、眉間にしわを寄せて死ぬ話ばかりする母。

私はもう爆発してしまいました。

“安楽死の話ばかりされると気分悪いの、その話はやめて!”


おとなしいはずの娘の口答えがショックだったのか、

気性の激しい母は激高しました。


“じゃどうすればいいの?もういい!もう来なくていいから!!”

書いていた 写経 を放り投げ、ベッドに突っ伏してしまいました。

そして、廊下まで聞こえるような大声で泣き始めました。


“お父さんに愚痴は言えない、お姉ちゃんは当てにしてない、

紫陽花ちゃんしか頼る人がいない、だから甘えてしまうねん。

紫陽花ちゃんに見捨てられたらどうしたらいいの?”(号泣&嗚咽)


こんな88才、います?(笑)


私は母の背中をさすりました。

「いいよ、思いっきり泣いたらいいよ」


“死にたい発言”を聞き流せない私も悪いんだけどね。


「お母さんがいつも機嫌よく、長生きしてくれたら嬉しいんだよ」

と、私は心にもないことを言いました。。

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今日8月4日は両親の結婚記念日。




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[ 2018/08/04 20:00 ] 母のこと | TB(-) | CM(-)

母の流儀

これで何回目でしょうか?

母がまた、意思表明書 を更新しました。

もはや死に方を考えるのが、母の生き甲斐となっているw

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タイトルは、「私の流儀」

・最悪の苦しみになった時、主治医に遺言状を渡して欲しい

・死後は施設から直接葬儀場へ

・葬儀は簡素で最低の値段で結構

・供花も最初の数年間のお盆お彼岸のみ、適当な値段でいい

・法要は一切必要ありません

最後には、“形見に残すものがなくてご免なさい” とありました。


これだけ準備したらもう十分でしょ。

でもね、血圧・心拍数・酸素量・・・

どっこも悪い所がないのですよ。

苦しい苦しいと言いながら、あと10年は生きるでしょうね。


帰り際、母は言いました。

「紫陽花ちゃん、今度来るとき夏用のベレー帽を買ってきてくれる?」

少なくなった髪が恥ずかしいから、

食堂へ行くときに被りたいんですって。


熱中症にならないように、エアコンをガンガンに効かせる。

健康のために、ヨーグルトと野菜ジュースは欠かさない。


生きる気満々じゃないの?




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[ 2018/07/30 16:34 ] 母のこと | TB(-) | CM(-)

母の回顧録(2)

母の 回顧録 には、私の知らない話ばかりが書かれていました。

父親が京都の石清水八幡宮へ度々連れて行ってくれたこと、

母親は無口で家庭的で、顔は十人並みだったこと。(笑)

あと、兄姉に世話になったことなど、いい話ばかり。


日記用にノートも渡してあります。

その中にもネガティブなことは書かれていません。

食事の記録と嬉しかったことだけ。


“嫌な思い出を書くと自分がみじめになるから” と言う。

母はいくつになってもプライドが高く、

体裁を気にする人。


そして、しきりに聞きました。

“感想聞かせて欲しい。どう思った?”

どんな答えを期待しているんだろう。

私は母を傷つけないよう、言葉を選んで言いました。


“親を早くに亡くしたことは悲しいけど、

みんなに世話してもらえたから、末っ子で良かった。

長女だったらもっと大変だったかも。

お母さんは出会った人たちに恵まれてたね”


母は頷いていました。

・  ・  ・  ・  ・

いつの日か、祖父と母がよく訪れたという石清水八幡宮へ

足を運んでみたいと思う。

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ダイソーでこんなものまで売ってるんですね。

懲りずにトライさせてみよう。



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[ 2018/07/26 22:44 ] 母のこと | TB(-) | CM(-)

母の回顧録

少しでも母の不安症がマシになるかと思い

ぬり絵を買い与え、ぬいぐるみ療法を試し

ネールアートでおしゃれをさせて

好きなデザートを持って行って・・・

母が喜びそうなことはすべて実践しています。

でも、症状は悪くなるばかり。


そして最後の砦、自分史 を書かせました。

不幸だった幼少期の事をすべて書き出すことで

心の傷から解き放たれるのではないか?


母は夢中になって、一週間ほどで便箋10枚にびっしりと

書き上げました。

思い出すことは、とても楽しかったようです。

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そして仕上がった途端、また言いました。

「苦しい、お姉ちゃんと(安楽死の事を)相談して欲しい」

  


“お母さんは人に頼って、人から与えられるばかりで、

自分で何かしようと思わないの?自分で考えてごらん?”

母は聞きました。

“何したらいいと思う?”


知るか!

自分で考えろ!!


“私が一方的に与えるから、お母さんは自立しないんでしょ?

しばらく来るのをやめようか?そしたら自分でなんとかするでしょ?”

母は、首を大きく振って “いやだいやだ!” と泣き出しました。(-.-)


あぁ、もう駄目だ。

これは死ぬまで治らない。

母は重度の認知症になった方が幸せだと思う。


私もバカですね、

帰り際、懲りずに母に提案しましたよ。

“お母さんの感性は繊細だから 俳句でも始めてみたら?”

母は乗り気になっていました。。




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[ 2018/07/25 20:42 ] 母のこと | TB(-) | CM(-)

母の記憶力(2)

“書く”ことで少しでも母の不安を取り除こうと思いついた私。

便箋とノートを渡しました。

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母は堰を切ったように話し始めました。


親を失って兄姉たちの家をたらい回しにされていた母は、

昭和30年ごろ、7歳年上の姉家族の家に居候していました。

ところが 生まれてからずっと可愛がっていた姪っ子も思春期に入り

母に辛く当たったそうです。

“おばちゃんなんでここにいるの?出てってよ!”


そしてある日突然、本当に姉の家から追い出されてしまいました。

母は行く当てもなく、布団一式と着替えだけを持って

当時働いていた会社の工場の一畳ほどのスペースで

寝起きをしていた……と。


母はそう話すと、急にワーワーと泣き出しました。

「 あの時が一番つらかった・・・」(号泣)

初めて聞く話でした。

私は黙って母の背中をさすりました。


ひとしきり泣いた後、両親との数少ない思い出、

幼い時に世話してくれた兄嫁の事、

(小声で)父に出会う前に結婚したい人がいた事、父との馴れ初め…など

興奮して、額に汗をにじませながら話してくれました。


「紫陽花ちゃんに私の秘密を話したらスッキリしたわ」


自分史を書くことで不安障害がマシになるのだろうか。

過呼吸は治るだろうか。


一縷の望みでございます。



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[ 2018/07/01 19:46 ] 母のこと | TB(-) | CM(-)

母の記憶力(1)

母の記憶力はハンパない!(←流行りに乗ってみた)

どれくらいかと言うと、

今日ではなく昨日の昼ごはんの内容をきっちり覚えているくらい。


日々、脳トレのために昔の記憶を呼び起こしています。

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筆談ボードにすらすらと小学校の時の友達の名前を書いていました。

(ネイルにも注目してね)

名前だけじゃなく、家庭環境や進学した女学校まで覚えていました。


そこで私は思いつきました。

母に 「自分史」 を書かせようと。


母は早くに親と死に別れ、不遇な少女時代を送りました。

でも決して娘たちには辛かった時の話をしません。

私は母がどこで生まれたのか、祖父母の名前すら知らないのです。


幼いころの心の傷が、今の不安障害と私への依存の要因になっているのは確か。

それを吐き出すことで、少しは楽になるのではないか?


“お母さんは疎開で色んな土地を知ってるでしょ?

出会った人たちのこと、嬉しかったこと、悲しかったこと

何でもいいから書いてみたら?

私とお姉ちゃんはお母さんの事なんにも知らないんだから

自分史に残しておいてよ”

私がそう言うと、母は堰を切ったように話し始めました。


つづく。



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[ 2018/06/30 14:10 ] 母のこと | TB(-) | CM(-)

私、ついにキレる

“苦しい、来年まで生きられない”

いつも母の言葉を聞き流しているけれど、もう我慢が出来ませんでした。

私が部屋に入るや否や血相を変えて、

「正式な遺言状を書きたい、薬で死なせてもらう!」 としつこく言うから。


私が口答えしようものなら、傷つく→ショックで寝込むパターンですが、

私は一か八かの勝負に出て言いました。


なんでそんなに死にたいの?

お父さんは優しいし、娘が二人いてしょっちゅう来てくれる。

お母さんを喜ばせようと これだけ一生懸命になっているのに、

死にたい死にたいと言われると傷つくの!

私の将来、誰が面倒みてくれるんよ。

その点 お母さんは恵まれてる!

お母さんみたいな幸せな人は見たこと無いわ!


思いっきり恩を着せてやりましたよ、えぇ。

母は耳が遠いので、私は自然と怒鳴り声になっていました。

口数が少ない娘が豹変するのを見て、父は固まってましたけどね。(笑)

母は、そうだね、頑張るわ…としおらしくしていました。


毎回毎回、苦しい死にたいと言われると本気で気分が悪い。

姉は、「そんなに死にたいならベランダから飛び入りて!」と

言うそうですが、さすがに私は言えません。(笑)

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[ 2018/06/24 17:19 ] 母のこと | TB(-) | CM(-)

長生きは酷

母の介護認定調査がありました。

判定基準が厳しくなったのか、母の体力が戻ったのか

このたび、要介護3から2へ下がってしまいました。


これまでは何とか年金内に収まっていた二人分の費用も、

いよいよ貯金の取り崩しになります。

サービスの質を落とせないから、高額です。

今月の請求書を見た時、椅子から転げ落ちそうになりました。

思わず施設の人に確認したくらい。。


父からメールがありました。

「支払いが増えてもお母さんには年金の範囲内と言ってるので

その旨 注意して下さい」

不安症の母は、いつも “お金足りる?年金でいける?” と聞きます。

貯金が段々減ってるよ、なんて口が裂けても言えません。


この苦しさは誰にもわからない。

安楽死したいのに、死なせてくれない。

生きれば生きるほど 娘に世話を掛ける。

そのうえ、費用負担も増える・・・。


そりゃあ死にたくもなるよね。。


長生きは必ずしも幸せじゃない、と思う。

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[ 2018/06/21 20:20 ] 母のこと | TB(-) | CM(-)

不安症だから

昨日 の続きです。


母の “買っても買っても満足できない症候群” は、不安症の症状でもあるんです。

ニベアのボディークリームは常に4~5本、

白色ワセリンに至っては10個ほどストックが無いと不安になります。

たくさんあると安心する、と言う。


かといってこのまま洋服を買い続けたら

デヴィ夫人かイメルダ夫人級のクローゼットが必要になる。

なのに母はいつも同じTシャツを着てるんですよね…。

新しい服はもったい、とか言って。


“治療” のために買うのは仕方がない。

ただ、いつでもリサイクルに出せるように

名前は直接 洗濯表示タグに書き込まず

ネームタグを縫い付けています。

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昨日、「二枚買ってきて!」 と言っていたので

ユニクロの 半袖カーディガン に合いそうなカットソーも買っておきました。


バーゲン時期になったらまた、買ってきてと言い出すだろう。

秋口になったら、今度は秋物が欲しくなる。

これが病気だと分かっていても、私は納得できない!(>_<)



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[ 2018/05/30 17:24 ] 母のこと | TB(-) | CM(-)